はじめに

(Ray)本日は急遽にも関わらず、お集まり頂きありがとうございます。昨日、投稿にてお伝えしたように、本日は直近このチャンネルで主にご指摘頂いていた、①アーニングロジックと②コミュニティの運用体制の2点に関する説明を目的としたAMAを実施となっております。最初私たちのほうから、2点に関する説明をさせていただいたあと、説明に関する質疑応答の「時間」を無制限で設けさせて頂きます。本日の目的である①アーニングロジックと②コミュニティの運用に関する説明以外の質問は当AMAの趣旨とは異なるものとして回答を控えさせて頂きます。ユーザーさまの方で質問を募集されていることは認識しており、そちらから本日のテーマに該当するものをPickupさせていただくのと、混乱を避けるため、その他の質問に関してはボイスチャンネルのコメント欄での投稿に限定し、質問には必ず① or ② のどちらに対する質問なのかを明記してください。では、まず初めにEthanの方から今回皆様からご指摘頂いた①Earningロジックに関する説明をして頂きます。宜しくおねがい致します

Earningロジックとご指摘頂いている内容に関するご説明(CTO)

(Ethan)こんばんは、CTOのEthanです。今回「Benefitが同じにも関わらずGPSのズレによって獲得UHTに大きな変動があるのではないか」という懸念に対して、現状の仕様に関して説明させていただきます。まず、獲得UHTに関係するパラメーターとしては、こちらのスライドに記載(Benefit, 残Cleaning値, 走行距離,速度補正係数)のとおりです。GPSのブレが関係してくる指標は赤色になっている、走行距離と速度に関するものです。速度補正係数とは、走行スピードで獲得量に差が出すぎないように調整する目的で導入しております。これらのパラメータによって、Clothesごとに獲得UHT量を計算し、着用しているClothesの合算数値をエクササイズによる合算UHTとして獲得できるようになっています。

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(Ethan)まず初めに、今回のケースに関係する部分をピックアップして2つのバリデーションを紹介します。まず左側ですが、1分間の累積移動距離が時速20kmで1分間走り続けた距離に打倒する値を超える場合は、不正移動とみなし、計算されない仕組みになっています。こちらは、理論的な移動距離の制限に関するものです。右側に関しては速度制限に関するものですが、一定期間に運動ではないと判断された速度の移動が過半数計測されると、不正移動とみなし、計算されない仕組みになっています。このような一部のバリデーションがあるため、実際に不正移動の事象が発生するのは限定的です。ここで伝えておきたいことは、限定的ではあるが、発生しうる ということです。

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(Ethan)次に、実装している計算ロジックによって理論上発生する内容に関してご説明させて頂きます。大前提、こちらは前のスライドで説明した「バリデーション」に当てはまらない「エッジケース」のみ発生するのですが、GPSのログがズレた場合とそうでない場合を比較すると、こちらのスライドに記載しているような獲得量のブレが発生します。こちらのスライドに載せている数値は今回説明するためにわかりやすく表したもので実際の数値ではございません。これは、移動距離は合計数値で、速度は時速20km以下のデータの平均を使っているために発生します。このケースがなぜ発生するかというと「突発的なGPSのブレの時に正しく速度が計測されていないことがある 」「 一分間のうちの少しの部分だけGPSの位置が飛んだ場合は前述のバリデーションにあてはまらなくなってしまう」ということが関係しています。こちらに関して質問ある方は現在のチャットにいただけると回答いたします。また、この様な事象があるにもかかわらずこの仕様を採用していた理由としては次のスライドで説明いたします。

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(Ethan)まず1つめは、「GPSシグナルの環境要因や端末要因による差分は、ユーザー自身の手によってコントロール不可能な指標であり再現が難しいと判断していた。」ことです。こちらは、我々が実機テストをしていた際の判断なので、様々な場所・環境で使っていただく中でアーニングロジックに於いては微修正をしていく予定をしておりました。また、先程お伝えしたようにチート対策条件にひかからない領域は限定的なのもあり、意図的なチートは実質不可能と考えておりましたが、今回、ユーザーの皆様のご指摘を受けて、チーム内で議論をしましたが、上記の判断が間違っていたことを認め、ロジックを修正する判断を致しました。先日のアナウンスでバグではなく仕様です。とお伝えした後、詳しい説明もなく改善いたしますとお伝えしたことでユーザの皆様を混乱させてしまったことをお詫びします。具体的な改善内容は次のスライドで説明させて頂きます

(Ethan)現状のロジックでGPSのブレによる獲得量の差分に一番大きな影響を与えていた「移動距離」をパラメーターから除外し、ユーザーによって違いが出ない「消費エナジー」を代替パラメーターとして採用するロジックに変更します。これにより、GPSのブレによる獲得量が、誤差の範囲内に収まるようになります。なおbenefitあたりの獲得量は今までのロジックと全く同じになりますので、上ぶれていた部分が誤差の範囲内に収束するための改修になります。またトークン価値への影響は、大きな変数にはなってはいないためトークン上場後のトークン価格における変動はないものと考えています。尚、補填に関してですが、どのユーザー・どのエクササイズが上ぶれていたのかを判断することが難しいため、厳格な数字を割り出して補填することは出来かねますが、他の形での補填は考えておりますので正式に決まり次第ご連絡致します。以上が、Earningロジックとご指摘頂いている内容に関するご説明となります。質問がありましたら、最後に質疑応答の時間を設けているので、その時間にお願い致します。では、次に今回ご指摘頂いている「コミュニティの運用体制」に関する現状説明について、CEOのRayより説明致します

運営体制に関する現状のご共有(CEO)

(Ray)では、私の方から「Discordコミュニティの運用体制」に関する現状説明をさせていただきます。まず、当社のDiscordコミュニティ運用に関わるメンバーポジションとして「コミュニティマネージャー」を設けているのですが、2ヶ月ほど前から不在となっております。また、その結果Discordコミュニティのみなさまが運営に求める情報提供やその速度に関する期待にお答えできていなかったことが不満に繋がったと考えております。申し訳ございません。そして、皆様がコミュニティをいつも盛り上げて下さることにも感謝しておりますし、今後も皆さまが楽しんでいただけるコミュニティとして存在していければと思っています。私達の考えでは、Discordコミュニティはユーザー同士の会話を楽しむ場所であり、運営とユーザーがコミュニケーションを取る場所ではないと位置づけており、運営は情報発信以上のアクションは取らないようにしておりました。しかし、このスタンスに関しては明言しておらず、誤解をうんでしまったことに対しては大変申し訳なくおもっております。我々として、最も集中すべきところは「サービス開発」だと思っています。それを通じて皆様により良い体験を提供したいと考えています。我々はスタートアップとして事業を提供していく中で、現時点での限られたリソースの中ではコミュニティ運営を完璧に我々だけで実施していくことは非常に難しいです。ただ、皆様よりいただいている「お問い合わせ対応」に関しては体制をより強化していき、誠心誠意対応を進めていければと思っております。ご意見がある場合はこの後の質疑応答コーナーでお受けできればと思っておりますので、何卒宜しくお願い致します。

質疑応答

(Saliency)では、これより質疑応答の時間に入ります。ここからはSaliencyが司会をする形になります。冒頭にRayがお伝えしたように、質問は本日お話した、①アーニングロジックと②コミュニティの運用に関する説明に関連する質問をいくつかピックアップして回答させていただきます。事前に質問を集めて頂きありがとうございました。追加の質問は、ボイスチャンネルのコメント欄での投稿を受け付けます。質問には必ず① or ② のどちらに対する質問なのかを明記してください。特に時間制限は設けておりませんので、参加頂いている方々の質問がなくなるまで実施致します。